なぜ一般的な治療では食いしばりが改善しにくいのか?

こんにちは、慧仁治療院の堀之内です。
「歯医者さんでマウスピースを作ったのに改善しない」
「薬を飲んでも根本的には変わらない」
そんな声を、当院にも多くいただきます。

正直にお伝えします。


現在の医学的見解

日本歯科医師会の公式見解でも、
「睡眠時ブラキシズムを確実に抑制できる単一の治療法は存在しない」
とされています。

つまり、マウスピースは歯を守るためには有効ですが、食いしばりそのものを減らす効果は限定的なのです。


一般的な治療の限界

  • 歯を守るためのマウスピース
  • 一時的な薬物療法
  • 局所的な筋肉アプローチ

これらは「対症療法」にとどまり、根本的な解決には至りません。
なぜなら、食いしばりの背景には 睡眠の質・自律神経の乱れ・姿勢・栄養不足・ストレス といった複合的な要因が潜んでいるからです。


当院が大切にしていること

だからこそ、当院では 多角的なアプローチ を行います。

多角的アプローチによる体質改善
(睡眠・姿勢・筋肉・栄養を含めた包括ケア)

中枢神経系への総合的な調整
(自律神経や脳の興奮状態を落ち着かせる鍼灸)

患者様ごとの原因分析
(カウンセリング・写真解析・触診を通じて“あなたの原因”を特定)

これらを組み合わせることで、初めて「食いしばりからの卒業」を目指せるのです。


共に原因を分析し、根本改善へ

私たちは「押しつける治療」ではなく、患者様と一緒に原因を見つけ、改善に向けて伴走することを大切にしています。
一人ひとり原因が違うからこそ、“あなただけの改善プラン”を一緒に作っていくのです。


まとめ

「どこに行っても改善しない」と感じている方は、原因の捉え方が部分的になっているのかもしれません。
食いしばりは、体と心の総合的な問題です。