――肝臓・胃・心臓のSOSを、肩が教えてくれる――
肩こりというと「姿勢」や「運動不足」が原因と考えられがちですが、実は内臓の不調が関係しているケースも少なくありません。
この現象は「内臓‐体性反射(viscero-somatic reflex)」と呼ばれ、内臓の疲労や炎症の信号が神経を通じて肩や背中の筋肉に伝わることで起こります。
🔹 内臓の不調と肩こりをつなぐメカニズム
内臓の異常があると、その情報は脊髄後角に伝わり、同じ神経領域を支配する筋肉に“誤作動”のような緊張が生じます。
たとえば肝臓や胆のうの不調は右肩、心臓は左肩、胃や膵臓は背中中央部に影響を及ぼすことが多く、実際に臨床でもこのような反射的なこりが多く見られます。
🔹 臓器別の影響とサイン
| 臓器 | 関連しやすい部位 | 主な原因 | 体からのサイン |
|---|---|---|---|
| 肝臓・胆のう | 右肩・肩甲骨下部 | 脂質代謝異常・飲酒 | 右肩の鈍痛・重だるさ |
| 胃・膵臓 | 背中中央・肩甲骨間 | 消化不良・暴飲暴食 | 食後の背部痛・胃の張り |
| 心臓 | 左肩・左背部 | 血流障害・ストレス | 締め付け感・冷え感 |
こうした肩こりは、マッサージだけでは改善しにくく、内臓の機能を整えることが根本改善につながるのです。
🔹 自律神経と内臓疲労の関係
ストレスや睡眠不足が続くと交感神経が優位になり、血管が収縮。
結果として筋肉への酸素供給が減り、乳酸や活性酸素が蓄積し、肩や首の筋肉が“常に緊張した状態”になります。
この悪循環を断ち切るには、自律神経のバランスを整え、内臓機能を回復させることが重要です。
🔹 鍼灸でできること
鍼灸は、局所の筋肉だけでなく、臓器と関連する経絡(けいらく)や兪穴(ゆけつ)を整えることで、内臓由来の肩こりにアプローチします。
例)
- 肝胆系 → 「肝兪」「胆兪」「期門」
- 胃腸系 → 「胃兪」「脾兪」「中脘」
- 心系 → 「心兪」「内関」
さらに「百会」「風池」「太衝」などを組み合わせ、自律神経と血流を調整することで、肩だけでなく全身の軽さを実感できます。
🔹 慧仁治療院の施術方針
当院では「肩こり=内臓・自律神経・筋肉の三位一体」と捉え、
- トリガーポイント鍼
- 自律神経調整鍼灸
- 内臓調整×整体
を組み合わせて、体の根本から整えます。
「マッサージしてもすぐ戻る」「朝起きても肩が重い」そんな方こそ、内臓の疲れを見直すタイミングです。
身体の内側から整えることで、肩の重だるさだけでなく、疲れにくい体・前向きな気分へと変わっていきます。
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