食いしばりのある方は、緊張や集中の場面で働く「交感神経」がオンになりやすく、いわばアクセルを踏みっぱなしの状態がデフォルトになっていることがあります。

東京都足立区入谷の慧仁治療院では、顎まわりだけでなく、自律神経の状態にも目を向け、力の入りっぱなしを”ニュートラル”に戻していく考え方でサポートしています。

食いしばりと自律神経(交感神経・副交感神経)の深い関係

車にたとえると、交感神経は「アクセル」、副交感神経は「ブレーキ」のような役割をしています。緊張したり、気をつかったり、集中したりする場面では、自然とアクセル側が働きます。ところが、その状態が続くと、力を抜くタイミングが分からなくなり、無意識のうちに歯を食いしばる、という形で表れてくることがあります。

人にとって一番よい状態は、アクセル全開でもブレーキ過多でもなく、ニュートラルに戻れる時間があることです。当院では、食いしばりのご相談を、顎だけの問題としてではなく、「アクセルが入りっぱなしになっていないか」という自律神経の視点からも見ていきます。

なぜ、食いしばりが「胃腸の不調」や「冷え」につながるのか?

交感神経が働きすぎている状態が続くと、胃腸の動きが落ちたり、手足が冷えやすくなったりすることがあります。食いしばりのある方に、なんとなくの疲労感やお腹の張り、冷えが一緒に出てくることが少なくないのは、こうした自律神経のバランスが背景にあると考えられます。

そのため当院では、顎まわりへのアプローチに加えて、お腹の状態を確認したり、内科的な視点を組み合わせたりすることがあります。自律神経が落ち着いてくると、筋肉の緊張もゆるみやすくなると考えられるためです。

食いしばり治療における「マウスピース」の役割とは

マウスピースは、歯の摩耗などを防ぐ「保護」の役割を持つものです。歯が削れてしまう不安が強い場合には、装着を検討する意味があります。装着の要否や調整については歯科の領域になりますので、かかりつけの歯科医にご相談ください。

一方で、マウスピースは「噛むこと自体」を止めるものではありません。当院では、噛んでしまう背景——自律神経のバランスや、栄養、無意識のクセ——のほうに目を向け、そこを少しずつ整えていくことを大切にしています。どちらが良い・悪いということではなく、役割が違う、という理解が出発点になります。

食いしばりとお酒の付き合い方(アンチエイジング医学の視点)

お酒は、考えごとから少し離れる時間をつくってくれる側面もあり、一概に悪いとは言えません。ただ、飲む量が増えると、ビタミンB群などが消耗しやすくなることが知られています。

抗加齢(アンチエイジング)の分野では、「禁酒」ではなく「節酒」——節度を持った付き合い方——が語られます。ゼロにするのではなく、量とタイミングを少し意識する。

あわせて、飲むときはおつまみでたんぱく質を摂る、水分も一緒にとる、といった小さな工夫が負担をやわらげます。夜にスマホを見下ろしながら飲む時間が長いと、首の下向き姿勢が固まりやすい点も、あわせて見直したいところです。

食いしばりを防ぐ栄養の土台(鉄・たんぱく質・ビタミン群)

一般的な食事の話として、鉄・たんぱく質・ビタミン群は、ストレスがかかる場面で消耗しやすい栄養です。とくにビタミン群は、上限というより「ストレスで一気に減りやすい」性質があり、摂っているつもりでも足りなくなりやすいといわれます。

赤身の肉や魚でたんぱく質と鉄を、野菜・果物でビタミンを、無理のない範囲で毎食に一品ずつという意識が基本です。当院では、自覚症状から不足しがちな栄養の傾向を”見える化”するツールもご用意しており、ご自身の状態を知ったうえで食事の工夫を一緒に考えられます(医療的な診断を行うものではありません)。

「無意識」の食いしばりを「気づき」に変えていく

食いしばりのやっかいなところは、「なぜ噛んでいるのか、自分では分からない」点にあります。だからこそ、大切なのは、できていないことを責めることではなく、無意識だったことに気づけるようになることです。

「あ、こういう場面で力が入っているんだ」と分かるようになると、そこから少しずつ変えていけます。すぐに大きく変わるものではありませんが、不安なく過ごせる時間を増やしていくことを目指して、ご一緒に続けていければと考えています。

慧仁治療院(足立区入谷)の鍼灸×分子栄養学アプローチ

当院は、はり師・きゅう師の国家資格を持つ施術者が、鍼灸・整体に加え、分子栄養学・抗加齢医学の視点も組み合わせて身体を多面的に見ていきます。食いしばりのご相談では、顎まわり・首・自律神経・栄養という複数の入り口から、力の入りっぱなしを”ニュートラル”に戻していくことを目指します。

食いしばりや自律神経に関する「よくあるご質問(FAQ)」

Q. 食いしばりの相談なのに、お腹や栄養の話もするのですか?
A. はい。食いしばりは自律神経のバランスと関わることがあり、お腹の状態や栄養も含めて見ていくことで、背景から整えやすくなると考えているためです。

Q. お酒はやめないといけませんか?
A. やめる必要があるとは考えていません。量とタイミングを少し意識する「節酒」の考え方をお伝えしています。

Q. 鍼は痛いですか?
A. 「ほとんど分からない」「少し響く感じ」という方が多いですが、感じ方には個人差があります。刺激はその都度うかがいながら調整します。

当院について

慧仁治療院は、東京都足立区入谷にある鍼灸・整体院です。

施術歴20年、延べ10万1千人以上のご相談実績をもとに、認定美容鍼灸師上級マスター・YNSA正規許可施術者・ONP分子栄養学認定資格を保有する男性施術者が、お一人おひとりに丁寧にご対応させていただいております。

足立区入谷・西新井・大師前・北千住・竹ノ塚・舎人・舎人公園・江北・日暮里・草加エリアの30代・40代・50代の女性を中心に、美容鍼・小顔ケア・肩こり・頭痛・食いしばり・自律神経のお悩み・睡眠のご相談を承っております。

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