体重は変わっていないのに、体が締まらない方へ|材料・回す力・受け取る力|足立区入谷の鍼灸院

体重計の数字は、去年とほとんど同じです。
それなのに、鏡を見ると違う。

二の腕のラインが変わった。お腹まわりに締まりがない。去年の服が、同じサイズなのにきれいに着られない。
そして、以前より疲れが残ります。階段で息が上がる。

「年齢のせいかな」
そう思って、食事の量を減らしてみる。けれど、ますます疲れやすくなるだけでした。

Q. 体重が同じなのに、見た目が変わるのはなぜですか?

筋肉と脂肪が入れ替わっているためです。

筋肉は、脂肪より重く、体積が小さい組織です。筋肉が1kg減って脂肪が1kg増えれば、体重の数字は変わらないまま、体は大きく見えます。
そして筋肉は、体の中でエネルギーを使う場所でもあります。減った分だけ、エネルギーを使う力も落ちます。

食事の量を減らすと、この入れ替わりが進みます。足りない材料を補うため、体は筋肉を分解して使います。体重は減っても、締まりは戻りません。

筋肉をつくるための「3つの層」

当院では、筋肉をつくり、体を機能させるための仕組みを以下の3つの層に分けてご説明しています。

身体を変える3つの層役割とポイント
第1層:材料があるか筋肉やホルモンのもとになる「たんぱく質」。動物性と植物性の組み合わせや、摂る時間(朝)が鍵になります。
第2層:回す力があるか材料をエネルギーに変える「ミトコンドリア」を働かせるためのビタミンB群、鉄、マグネシウムなどの栄養素です。
第3層:受け取る力があるか食べたものを消化・吸収する「腸内環境」と「胃酸(噛むこと)」。ここが見落とされやすいいちばんの層です。

第1層:材料があるか(たんぱく質)

筋肉の材料は、たんぱく質です。
大切なのは、動物性と植物性の組み合わせです。それぞれ働きが違うとされています。

  • 動物性(肉・魚・卵):筋肉をつくる方向に働きやすい
  • 植物性(大豆・豆腐・納豆):筋肉の分解を抑える方向に働きやすい

つくる側と、減らさない側。両方あるほうが効率がよいと考えられています。どちらかに偏っている方は、一方を足してみてください。

摂る時間にも意味があります。筋肉の合成が進みやすいのは朝から昼にかけてだという報告があり、朝に20g程度摂っておきたいところです。
(※目安は、卵2個で約12g、納豆1パックで約8g、鮭1切れで約18g。卵2個と納豆、あるいは鮭1切れ。これで届きます)

Q. 朝にたんぱく質を摂ると、気持ちの面でも違いますか?

当院でお話を伺うなかで、ここは見落とされやすい部分です。
気持ちの安定や、やる気に関わる物質も、たんぱく質からつくられます。

たんぱく質は体の中でアミノ酸に分解され、落ち着きに関わるセロトニンや、意欲に関わるドーパミンがつくられるとされています。変換の過程では、鉄やビタミンB群も必要になります。
つまり、朝の食事は、その日の体の材料であると同時に、その日の気分の材料でもあるという見方ができます。

「午前中、些細なことでイライラしてしまう」「決めなければいけないのに、決められない」
これを性格の問題として抱えてきた方が少なくありません。もちろん気分は食事だけで決まるものではありませんが、材料が足りない状態では、ご自身の本来の落ち着きが出にくくなると考えています。

※医療機関への受診をおすすめするケース
気分の落ち込みが続く場合、眠れない日が続く場合は、まず心療内科等の医療機関にご相談ください。通院中・服薬中の方は、自己判断で中断しないでください。

第2層:回す力があるか(ビタミン・ミネラル)

材料を入れても、それだけでは使われません。
体の中で材料をエネルギーや組織に変えているのは、細胞の中にある「ミトコンドリア」という場所です。ここが働くには、はたらきを助ける以下の栄養素が必要です。

  • ビタミンB群:魚・肉・卵・納豆・きのこ・甘酒など
  • 鉄:赤身の肉や魚、貝類など
  • マグネシウム:海藻・豆類・ナッツなど
  • カルニチン:羊肉や赤身の肉(脂肪をエネルギーとして運ぶ役割)

汗をかく機会が多い方や、生理のある女性は、鉄やマグネシウムを失いやすいとされています。たんぱく質だけ増やしても変わらない方は、この層が抜けている可能性があります。

第3層:受け取る力があるか(消化・吸収)

いちばん見落とされる層です。
食べたものは、消化されて初めて使えます。入れた量と、使える量は一致しません。

ここで関わるのが、腸の状態です。食物繊維(野菜・海藻・きのこ)と発酵食品(納豆・味噌など)を組み合わせると、整いやすくなるとされています。
そして、消化酵素そのものも、たんぱく質からつくられます。足りないと消化も進みにくくなる。ここが悪循環になりやすい部分です。
胃酸のはたらきを助ける工夫として、レモンや梅干し、大根おろしを添える方法があります。そして何より、噛むことです。

Q. 鍼灸は、ここにどう関わるのですか?

材料が揃っても、体が「受け取る状態」になっていなければ進みません。

筋肉がつくられ、組織が入れ替わるのは、休息しているときです。眠りが浅い、緊張が抜けない、呼吸が浅い。この状態が続くと、材料が回復のほうに回りません。
気を張る日が続く方は、活動モードに偏ったままになります。食事を変えても変化が出にくいのは、ここが原因であることがあります。

栄養は材料、鍼灸は受け取る側の準備。
片方だけでは進みにくい、というのが当院の考え方です。

今日からできること(セルフケア)

  • 朝に、たんぱく質を一品足す:卵、納豆、しらす、具の入った味噌汁。朝がパンとコーヒーだけという方は、ここを変えるだけで1日の土台が変わります。
  • 量ではなく、組み合わせを見る:減らすより、足りないものを入れる。同じ食材に偏っていないかを確認してください。

慧仁治療院で確認すること

  • 1日の食事の内容と、朝食の構成
  • 同じ食材に偏っていないか、抜く日があるか
  • 首・肩・あご周りの緊張、呼吸の深さ、睡眠
  • 疲れが残る時間帯、息の上がり方

そのうえで、鍼灸と整体を組み合わせてお体を整え、必要に応じて食事面の見直しもご提案します。(※感じ方・変化には個人差があります)
※当院は体重や体脂肪を減らすことを目的とした施術は行っておりません。体調の土台を整えるなかで、ご自身が感じる変化を一緒に確認していきます。

ご相談の前に、ひとつだけ

「今朝、何を食べましたか」
これを公式LINEで送っていただくだけで構いません。一行で十分です。

食事の記録をつける必要はありません。朝食の一食だけで、3つの層のどこが抜けているかが、かなり見えます。

よくあるご質問(FAQ)

Q. プロテインは飲んだほうがよいですか?
A. 補う手段のひとつですが、続けられる味を最優先にしてください。食事の代わりにはなりません。

Q. 持病があります。食事の相談はできますか?
A. 服薬中・通院中の方は、主治医の指示を優先してください。当院のご提案は、一般的な栄養の考え方に基づくものです。

Q. 運動もしたほうがよいですか?
A. 動かす機会があるほうが望ましいですが、材料が足りない状態で負荷を上げると、疲れが抜けにくくなる方もいます。順番をご相談ください。

院長より

臨床歴20年、延べ10万1千人のお体に向き合ってきました。

「年齢のせい」で片づけてきた方ほど、材料と受け取る力を見直すと変わることがあります。減らす方向ではなく、足りないものを入れる方向です。
まずは、今朝の一食から確認させてください。

当院について

慧仁治療院は、東京都足立区入谷にある鍼灸・整体院です。

施術歴20年、延べ10万1千人以上のご相談実績をもとに、認定美容鍼灸師上級マスター・YNSA正規許可施術者・ONP分子栄養学認定資格を保有する男性施術者が、お一人おひとりに丁寧にご対応させていただいております。

足立区入谷・西新井・大師前・北千住・竹ノ塚・舎人・舎人公園・江北・日暮里・草加エリアの30代・40代・50代の女性を中心に、美容鍼・小顔ケア・肩こり・頭痛・食いしばり・自律神経のお悩み・睡眠のご相談を承っております。

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