「気温差が体に響く仕組みは分かった」
「自分の不調が、決して気のせいではないことも分かった」
「じゃあ、どうすれば抜け出せるの?」
「夏本番までに、何をすればいい?」
第1部・第2部をお読みいただいた方からの、最も切実なご質問です。
本記事(第3部)では、5月の不調を抜け出し、夏本番までに体を立て直すための具体的な実践を、当院でお伝えしている内容としてご紹介します。
「明日から、何を、どう取り入れればいいか」が分かる内容を目指します。
※本記事は医療行為を行うものではなく、医療機関での治療と並行する選択肢としての鍼灸と養生についてのご紹介です。
実践1:『水分を意識的に多めに摂る』
第2部でお伝えした通り、5月の気温変動はお身体の浸透圧を激しく変動させます。
これに対応する最もシンプルで効果的な実践が、水分摂取を意識的に増やすことです。
具体的な目安(個人差があります):
- 1日1.5〜2リットルの水分
- コーヒー・お酒は別計算
- お酒を飲んだ後は、倍量の水を意識的に
- 1時間に1回、コップ1杯を目安に
特に重要なのは、「喉が渇いてから飲む」のではなく「渇く前に少しずつ飲む」こと。
お身体の中の水圧が安定することで、気温・気圧変動への耐性が上がりやすくなる、と一般的に言われています(個人差があります)。
実践2:『お風呂を毎日、ちゃんと湯船に』
5月のこの時期、特に意識していただきたいのが入浴習慣です。
ゴールデンウィーク中・明けは、シャワーで済ませがちですが:
お風呂のメリット(個人差があります):
- 体の芯まで温まることで血流改善
- 副交感神経が働きやすくなる
- 筋肉の緊張が緩む
- 睡眠の質が上がる
- 汗で老廃物が出やすくなる
おすすめの入り方:
- 40度前後のお湯
- 10〜15分
- マグネシウム入りの入浴剤を併用(例:エプソムソルト・硫酸マグネシウム配合のもの)
- ドラッグストアで手に入る入浴剤でも、肩こり・腰痛系の表示があるものはマグネシウム入りが多い
マグネシウムは、筋肉の緊張を緩める天然の弛緩剤のような栄養素と一般的に言われています(個人差があります)。
実践3:『5月の栄養面の補強』
5月の気温差対応で、お身体は鉄分・タンパク質・ビタミンB群・マグネシウムを大量に消費しています。
これらを意識的に補給することが大切です(個人差があります)。
鉄分:
- 赤身肉(牛肉・カツオ・マグロ)
- レバー(可能であれば1日少量でも)
- 貝類(あさり・しじみ)
タンパク質:
- 1食ごとに手のひら1枚分(目安)
- お肉・お魚・卵・大豆製品
ビタミンB群:
- 豚肉・玄米・卵・甘酒
- 特にビタミンB6・B3(ナイアシン)が重要
マグネシウム:
- アボカド・ナッツ・大豆製品
- 液体にがり(お米炊く時にちょっと入れる・お味噌汁に数滴)
- お風呂のマグネシウム入浴剤
水溶性ミネラル:
- わかめ・昆布などの海藻類
- 小魚・しらす
無理なダイエットや極端な食事制限の経験がある方には、特に「食べる」ことを大切にしていただきたい時期です。
実践4:『睡眠時間と睡眠の質を守る』
気温差で乱れがちな自律神経を整えるのに、最も基本的で最も重要なのが睡眠です。
意識したいポイント(個人差があります):
(1)睡眠時間を確保 最低でも6時間、できれば7〜8時間。
(2)寝る1時間前のリラックス時間
- スマホを離す
- お風呂で温まる
- 軽いストレッチ
- お香・アロマでお気に入りの香り
- 動物動画・旅行系YouTubeなど、心が落ち着くコンテンツを少しだけ
(3)寝室の温度管理 寒すぎず・暑すぎず。気温差が激しいこの時期は、布団・寝具をこまめに調整することが大切。
(4)横向き寝の偏りに注意 特に右下で寝る癖がある方は、左肩・首に偏った負荷がかかります。なるべく上向きを意識。
睡眠の質を上げることが、自律神経を整える最大のレバーだと、当院では考えています。
実践5:『お身体の専門的なケアを早めに』
ご自宅でできることをお伝えしてきましたが、5月の不調が2〜3週間以上続いている方には、専門的なケアを早めにご検討いただくことをお勧めしています。
理由は明確です:
1. 蓄積した負担は、ご自身のケアだけでは抜け切らないことが多い 特に過去に痛めた部位の再発は、専門的なアプローチが必要なケースが多いです。
2. 5月の不調を放置すると、6月の梅雨・7月の本格的な暑さの時期にさらに悪化することがある 早めの対応が、夏本番への鍵です。
3. お一人おひとりの状態に合わせた対応が必要 気温差の影響の出方は、人それぞれ異なります。お身体の状態を評価した上で、適切なアプローチをご提案する必要があります。
当院での『5月の不調』へのアプローチ
当院では、5月のこの時期にお越しいただく方に対して、以下のような視点でアプローチしています。
1. 全身を整える内科的な鍼灸 お腹・お通じ・睡眠・自律神経のバランスといった、お身体の土台を整える鍼灸。気温差で乱れた自律神経を整えることが、最初の一歩です。
2. 局所のお悩みへの鍼灸・整体 腰痛・肩こり・関節のお悩みに対して、固まった筋肉を丁寧にほぐすアプローチ。長期化した症状は、鍼灸でアプローチすることで変化が見られやすいと一般的に言われています(個人差があります)。
3. 分子栄養学に基づく食生活アドバイス ONP分子栄養学の知見をもとに、5月の今、お身体に最も必要な栄養素について、お一人おひとりに合わせてご提案します。
4. お身体の使い方・生活習慣の見直し 寝姿勢・スマホ姿勢・お風呂習慣・水分摂取など、ご自宅でできるセルフケアもお伝えします。
5. お一人おひとりに合わせた通院ペース 具体的な間隔は、お身体の状態に応じてお一人おひとり異なりますので、初回カウンセリングでご納得いただける形でご提案しております
『頑張ってきた今』を、整え直すきっかけに
3部作を通してお伝えしてきた最も大切なメッセージは:
「5月に不調が出る方は、最も頑張ってこられた方である可能性が高い」
ということです。
ご自分を責めるのではなく、ここまで頑張ってきたご自身を労う時期として、お身体に向き合っていただきたいと思います。
夏本番に向けて、今この時期にお身体を整え直すことは、これからの数ヶ月の質を大きく変える投資になります(個人差があります)。
「気のせいかな」「そのうち治るかな」と思っていたお悩みも、お気軽にご相談ください。
当院について
慧仁治療院は、東京都足立区入谷にある鍼灸・整体院です。
施術歴17年、延べ10万1千人以上のご相談実績をもとに、認定美容鍼灸師上級マスター・YNSA正規許可施術者・ONP分子栄養学認定資格を保有する男性施術者が、お一人おひとりに丁寧にご対応させていただいております。
足立区入谷・西新井・大師前・北千住・竹ノ塚・舎人・舎人公園・江北・日暮里・草加エリアの30代・40代・50代の女性を中心に、美容鍼・小顔ケア・肩こり・頭痛・食いしばり・自律神経のお悩み・睡眠のご相談を承っております。

