「7時間寝ているはずなのに、朝起きた瞬間から疲れている」
「夢を毎晩のように見る」
「食いしばりがあると言われるけれど、自分では自覚があまりない」
「土日に寝だめしても、月曜にはまた疲れている」
このようなお悩みを、当院では30代から40代の女性管理職の方からよくお聞きします。
特に「責任ある立場で、自分が頑張らないとチームが回らない」と感じている方、「業務配分や部下のマネジメントで頭が休まる時間がない」と感じている方に、共通するお身体のサインがあるように感じています。
今回は、当院で日々ご相談を承っている中で見えてきた「完璧主義のマネジメント職の女性に多いお身体のパターン」について、鍼灸と分子栄養学の両方の視点から考えてみたいと思います。
※あくまで一般的な養生の視点としてのご紹介で、特定の効果効能を保証するものではありません。気になる症状がある場合は、まず医療機関での診察をご検討ください。
「完璧主義マネジメント職」の方に共通する3つのサイン
当院で30代から40代の女性管理職の方とお話しさせていただく中で、繰り返しお聞きするご相談が3つあります。
1. 睡眠時間は足りているのに、朝の疲労感が抜けない
「6〜7時間は寝ているんですけど、朝起きた瞬間からもう疲れていて」というお声を本当によくいただきます。アラームが鳴る1時間前に自然と目が覚めてしまう、夜中に2〜3時に一度起きてしまう、というお話もよく伺います。
2. 毎日のように夢を見る
「悪夢ではないんですけど、毎日何かしら夢を見るんです」というお声も非常に多いです。これを「自分は元気だから夢を見るんだ」と捉えていらっしゃる方もいらっしゃいますが、東洋医学や分子栄養学の視点では、必ずしもそうとは言えない可能性があります。
3. 食いしばりの自覚は薄いが、エラの張りや顎の疲れがある
「歯科で食いしばりを指摘された」「マウスピースを使っているけれど変化を感じにくい」というお声もよくいただきます。日中に意識すると食いしばっていないのに、寝ている間や仕事に集中している時に無意識のうちに食いしばっているケースが多いように感じています。
なぜ「完璧主義マネジメント職」の方に多いのか
この3つのサインが同時に出てくる背景には、いくつかの要素が重なっているように感じます。当院では、東洋医学の視点と分子栄養学の視点の両方から考えるようにしています。
脳のエネルギー消費の視点
分子栄養学の一般的な知見では、脳は他の臓器の約20倍のエネルギーを消費するとされています。マネジメント職のように、判断・調整・コミュニケーションを多く担う方は、脳がフル稼働している時間が長い傾向があります。
そのエネルギー源として糖質を使うことになりますが、糖質ばかりに頼ると、タンパク質や鉄分・ビタミンB群といった他の栄養素が相対的に不足しやすくなる、と言われています。
「甘いものを食べるとアタマが冴える感じがする」という方も多いのですが、その瞬間は冴えた感覚があっても、実は夜の眠りの質には逆に影響する可能性がある、と分子栄養学では考えられています。
タンパク質と睡眠の関係
夜にしっかり眠るためには、メラトニンというホルモンが関わると言われています。このメラトニンは、もともとはタンパク質(トリプトファン)が、ビタミンB6やナイアシンといった栄養素の力を借りて変換されてできるものです。
つまり、タンパク質や特定のビタミンが日常的に不足していると、深い睡眠のリズムが整いにくくなる可能性がある、と分子栄養学では考えられています。
「夢を毎日見る」「夜中に目が覚める」という状態は、もしかしたらこの変換がうまくいっていないサインの一つかもしれません。
東洋医学から見た『肝(かん)』と食いしばりの関係
東洋医学では、ストレスや緊張が続くと「肝(かん)」という機能に負担がかかると考えられています。この「肝」は、目の疲れ、頭痛、眠りの質、そして筋肉の緊張(食いしばりや肩こりも含めて)とつながっていると言われています。
完璧主義の方や責任ある立場の方は、この「肝」に常に負担がかかりやすい状態になっている可能性があります。
当院でのアプローチについて
このようなお身体の状態に対し、当院では「お身体への鍼灸施術」と「日常の食生活へのアドバイス」の両面からご提案させていただいています。
鍼灸の視点から
東洋医学の経絡の考え方をもとに、首・肩・顎周り・後頭部の緊張の状態を一緒にご確認しながら、お一人おひとりに合わせた施術をさせていただきます。完璧主義の方は、ご自身でも気づかないうちにお身体に力が入っているケースが多いため、リラックスのサポートになるような施術を心がけています。
分子栄養学の視点から
ONP分子栄養学の認定資格をもとに、日常の食事で意識していただきたいポイントについてお話しさせていただきます。
タンパク質・鉄分・ビタミンB群といった栄養素は、現代の女性に不足しがちと言われているため、まずはご自身の食生活を一緒に振り返ってみることから始めさせていただきます。
足立区入谷・西新井・大師前・北千住・竹ノ塚・舎人・舎人公園・江北・日暮里・草加エリアの30代・40代・50代女性を中心に、肩こり・頭痛・食いしばり・自律神経・睡眠のお悩み・美容のご相談を承っております。

