自分の仕事を始めようと思ったのに、共有されていない情報の確認で午前中が終わった。
止まっている仕事について何度も連絡し、ようやく状況が分かった頃には、もう夕方。
「説明するより、私がやった方が早い」
そう思って引き受けて、今日も帰りが遅くなる。
帰宅しても、明日どう伝えるか、誰に確認するかを考えている。ソファに座ってひと息ついたとき、首肩が重く、何もする気になれない。
そんな毎日が続いていませんか。
こんにちは。足立区舎人の慧仁治療院、堀之内です。
当院には、職場でのやり取りや周囲のフォローに負担を感じながら、首肩のこりや疲れ、眠りの悩みをご相談される方が多くいらっしゃいます。
お話を伺う中で、身体のつらさの背景に、自分の仕事以外にも気を配り続けている日常が見えてくることがあります。
※患者さんから伺う悩みの傾向をもとに、個人や職場が特定されないよう、日常の場面として再構成しています。特定の方の発言や経過をそのまま掲載したものではありません。
終わらないのは、自分の仕事だけではない
- 頼んだことがどこまで進んでいるのか分からない。
- 必要な連絡がなく、こちらから聞いて初めて問題に気づく。
- 相談しても話がかみ合わず、もう一度説明するところから始まる。
一つひとつは、よくあるやり取りかもしれません。それでも、毎日続けば、確認や説明だけで多くの時間が過ぎてしまいます。
その間も、自分の仕事の締め切りは変わりません。
「今日も予定していたところまで進まなかった」
そう感じていても、その日、何もしていなかったわけではありません。周囲の仕事が止まらないように、見えにくい対応を重ねていたのかもしれません。
私が気になるのは、そうした負担を抱えている方が、ご自身の疲れまで「私の段取りが悪いから」と引き受けてしまうことです。
家に帰っても、明日の対応を考えてしまう
職場を出れば、気持ちも切り替えられる。そうできればよいのですが、気になる問題が残っていると、家でも考えてしまうことがあります。
- 夕食を食べながら、明日の説明を頭の中で繰り返す。
- お風呂に入っていても、今日言われた言葉が浮かぶ。
- 休日に仕事の連絡が来ていないか確認し、返事をするかどうかでまた迷う。
身体を休ませる時間はあっても、落ち着いた気持ちで過ごせない。それが続いて、ようやく休める日に、何もする気が起きないと感じる方もいるでしょう。
「休んだはずなのに、すっきりしない」
そうした感覚も、お身体の相談のときにお聞かせいただきたいことの一つです。
働く意味を考えるとき、忘れたくないこと
患者さんのお話を伺っていると、私は「働くとは、どういうことなのだろう」と考えます。
生活のため、家族のため、好きなことを続けるため。働く理由は、人それぞれでよいと思います。
そのうえで、仕事には、自分の作業や連絡を受け取る相手がいます。難しいことを早めに伝える、問題をそのままにしない。そうした姿勢は、周囲の時間や負担を大切にすることにもつながると思っています。
雇用では、契約に基づいて働き、使用者が賃金を支払うことが基本です。労働契約法は、双方の誠実な契約の履行と、使用者による働く人の安全への配慮を定めています。働く責任と、安心して働ける環境は、併せて考える必要があります。
(※参考:労働契約法・第3条、第5条、第6条)
一人で治療院を営む私にとって、お金をいただいて働くことは、患者さんから託された時間や期待に、誠実に向き合うことです。できることと難しいことを伝えることも、その一つだと考えています。
そして、患者さんのお話を伺う立場として、強く思うことがあります。
人の優しさに頼り続けて、その人が疲れ切ってしまう状況を、私は見過ごしたくありません。
あなた一人が頑張り続ける形を、見直してもよい
仕事では、誰でも助けてもらうことがあります。体調や家庭の事情で、いつもどおりに動けない日もあります。
助け合いを続けるためにも、支える側が休めることは大切です。
当院から職場全体や相手の事情が見えるわけではありません。個人の姿勢に加え、人員不足や役割分担の曖昧さが重なっている場合もあります。
※WHOも、過大な仕事量、人員不足、役割の不明確さ、周囲からの支援不足などを、心の健康に関わる職場のリスクとして挙げています。(参考:WHO「Mental health at work」)
もし相談するなら、「大変です」という気持ちに加え、何を引き受け、どのくらい時間がかかり、自分の仕事にどう影響しているかを整理してみてください。上司や人事などと、負担を見直すための材料になります。
すぐには環境を変えられないこともあると思います。それでも、身体のつらさを相談することまで、職場の問題が解決する日まで待つ必要はありません。
「いつもの肩こり」で、済ませていませんか
- パソコンを閉じたあとも、首肩が重い。
- 夜、布団に入ってからも考えごとが続き、眠りにくい。
- 朝から疲れを感じ、出勤前にため息が出る。
こうした状態が続いていても、「忙しいから仕方ない」と過ごしていないでしょうか。
※厚生労働省「こころの耳」では、ストレスに伴う身体の反応として、頭痛、肩こり、胃腸の症状、不眠などを紹介しています。ただし、同じ症状にはほかの原因もあり、職場のストレスだけで説明できるとは限りません。(参考:厚生労働省「ストレスとは」)
当院では、お身体のつらさとともに、睡眠や仕事、生活での負担についてもお話を伺います。そのうえで、今の状態に合わせて、鍼灸・整体でお手伝いできることを考えます。
施術で職場の問題そのものを解決することはできません。職場での調整と、お身体への対応を、それぞれ進めていくことが大切です。
※不眠や気分の落ち込みが続く、生活に支障が出ている場合には、医療機関や産業医にもご相談ください。
自分のための予定も、入れてよいのです
頼まれたことには時間をつくるのに、自分のことは「落ち着いてから」。
そんなふうに、身体の相談を先延ばしにしていませんか。
仕事に誠実であることと、自分の限界を伝えることは、両立できます。
夕食をゆっくり味わう。休日に出かける元気を残す。帰宅後、仕事以外のことを考えて過ごす。
そうした時間も、あなたの暮らしの大切な一部です。
首肩のこりや疲れ、眠りの悩みが気になっている方は、慧仁治療院へお気軽にご相談ください。
「最近、仕事のあとに首肩がつらい」「休んでも疲れが気になる」。そんな言葉からで大丈夫です。原因を自分で整理してから来ていただく必要はありません。
当院について
慧仁治療院は、東京都足立区入谷にある鍼灸・整体院です。
施術歴20年、延べ10万1千人以上のご相談実績をもとに、認定美容鍼灸師上級マスター・YNSA正規許可施術者・ONP分子栄養学認定資格を保有する男性施術者が、お一人おひとりに丁寧にご対応させていただいております。
足立区入谷・西新井・大師前・北千住・竹ノ塚・舎人・舎人公園・江北・日暮里・草加エリアの30代・40代・50代の女性を中心に、美容鍼・小顔ケア・肩こり・頭痛・食いしばり・自律神経のお悩み・睡眠のご相談を承っております。

