『頬は上がってきたのに、顎下の段差が気になる』 美容鍼を続けてきた方の『次の悩み』へのアプローチ

「頬の引き上がりは整ってきたんだけれど、最近は顎下のラインが気になる」 「ほうれい線そのものより、頬の盛り上がりとの落差で影ができる」 「フェイスラインに丸くて固い段差ができてきた気がする」

美容鍼を半年・1年と続けていらっしゃる方から、最近よくいただくご相談です。

美容鍼を始めるきっかけは、多くの方が「ほうれい線」「フェイスラインのもたつき」「お顔の引き上げ」だと思います。実際に、続けていただくと多くの方が頬の引き上がりやお肌の整いに変化を感じてくださいます(個人差があります)。

ただ、ここから先が、当院でご相談を承っていく中で見えてきた『美容鍼を続けてきた方の次の悩み』です。

それが——顎下〜フェイスラインの段差・落差のお悩みです。

今回は、この見落とされがちな新しいお悩みについて、東洋医学と分子栄養学の両方の視点から、当院でお伝えしていることをご紹介します。

※あくまで一般的な養生の視点としてのご紹介で、特定の効果効能を保証するものではありません。気になる症状がある場合は、まず医療機関での診察をご検討ください。


なぜ『顎下の段差』というお悩みが出てくるのか

美容鍼を続けていただくと、頬上・こめかみ・目周りの引き上がりは、比較的早く変化を感じていただける部位です。

ところが、頬上が整ってくると、相対的に顎下のラインの『もたつき』『丸い盛り上がり』『フェイスラインとの段差』が、以前より目立って感じられるケースがあります。

これは、お顔全体のバランスが変わってきた中で、今まで気にならなかった部位が新たな主訴として浮かび上がってくる現象です。

「いいことではあるけれど、今度はここが気になる」というのは、お肌・お身体の状態が一段階上がったことの表れでもあります。


『顎下の段差』の正体——3つの要素

当院で触診をさせていただきながら考えるのは、この顎下の段差は3つの要素が重なって生じている可能性がある、ということです。

1. 噛む筋肉(咬筋)の緊張

食いしばりの習慣がある方は、咬筋(顎の角の筋肉)が日常的に緊張しています。この咬筋が硬くなると、フェイスラインに丸い盛り上がりが出てくる方がいらっしゃいます。

「特別食いしばってる感覚はないんですけど」とおっしゃる方でも、実は就寝中・仕事中・運転中など、ご自身でも気づかないうちに食いしばっているケースが多くあります。

2. 頭皮〜側頭部の硬さ(腱膜の停滞)

意外に思われるかもしれませんが、お顔の下のたるみには、頭皮の硬さが関わっていると東洋医学では考えられています。

頭皮はヘルメットのように頭全体を覆っていて、お顔の表情筋・側頭部・後頭部とつながっています。ここが硬くなると、お顔全体が下に引っ張られる状態になり、結果として顎下にもたつきが出やすくなる可能性があります。

「下を向いてのお仕事が多い方」「目を使うお仕事が多い方」は、特に頭皮や眉上が硬くなりやすい傾向があります。

3. 下半身〜内臓の冷えと巡りの停滞

お顔は、お身体の状態の鏡だと東洋医学では考えられています。

下半身の冷え・お腹の冷え・お通じの停滞があると、顔のむくみや巡りにも影響が出やすく、結果として顎下の重さ・もたつきとして表れる可能性があると考えられています。


当院でお伝えしている『顎下のお悩み』への養生

これら3つの要素が重なって出てくるお悩みなので、施術と並行して、ご自宅でできるいくつかの養生をご一緒にお話ししています。

頭皮を意識する

シャンプーの時に、ただ洗うだけでなく、頭頂部・側頭部・耳の上を指の腹でゆっくり動かすように触れる時間を作ってみてください。1分でも構いません。これだけで、頭皮全体の感覚が変わってくる方もいらっしゃいます。

眉上・おでこの緊張を緩める

お仕事の合間に、眉の上のラインを軽く指で触れて、上下にゆっくり動かすだけでも違います。眉の上が盛り上がっている方は、眼精疲労や食いしばりの可能性のサインでもあります。

お腹の冷えを整える

お腹が冷えていると、お顔のむくみや巡りにも影響しやすい、と東洋医学では考えられています。朝起きて最初の1杯を白湯か常温の水にする、腹巻を活用するなど、お腹を冷やさない習慣をご提案しています。

よく噛んで食べる

意識して噛む回数を増やしていただくことで、咬筋のバランスや、お腹の働きにも変化を感じる方がいらっしゃいます(個人差があります)。当院では「最初の一口は30回噛む」をお伝えしています。

たんぱく質と鉄分を意識する

分子栄養学の一般的な知見では、お肌の張り・巡りにはたんぱく質と鉄分が関わると考えられています。プロテイン・赤身肉・赤身魚・大豆製品・卵を、日常で取り入れやすい形で続けていただくことをお話ししています。


油の選び方も、お肌の土台に関わるとされています

「揚げ物を控えた方がいいですか?」というご相談もよくいただきます。

完全に避ける必要はありません。ただ、どんな油を、どんな状態で使っているかは意識する余地がある、と分子栄養学では一般的に言われています。

家庭での炒め物には米油、サラダや仕上げにかけるならMCTオイル・えごま油・アマニ油などのオメガ3系を意識する。外食では、原材料表示が透明な店舗・チェーン店を選ぶ、揚げ色が極端に濃い揚げ物は避ける、といったご提案をしています。

これは「絶対これ」というものではなく、ご自身のペースで取り入れていただける範囲で、というご紹介にとどめております(個人差があります)。


当院でのアプローチについて

当院では、こうした「美容鍼を続けてきた方の次のお悩み」に対して、以下のような視点でご提案しています。

お顔への施術 頬上だけでなく、顎下・首の前面・耳の下のリンパ・顎関節周りにも丁寧にアプローチします。電気を使った美容鍼で、咬筋の緊張バランスや、フェイスライン全体の整いをサポートします。

頭皮・後頭部のケア お顔の下の引き締まりには、頭皮全体の柔らかさが関わると考えています。施術中、頭皮にも針でアプローチし、ヘルメット状の腱膜の緊張を整えることをご提案しています。

栄養面からのサポート ONP分子栄養学の知見をもとに、お一人おひとりの食生活を一緒に振り返らせていただきます。プロテイン・鉄分・油の選び方など、無理のない範囲で取り入れていただけることからお話しします。

当院について

慧仁治療院は、東京都足立区入谷にある鍼灸・整体院です。

施術歴17年、延べ10万1千人以上のご相談実績をもとに、認定美容鍼灸師上級マスター・YNSA正規許可施術者・ONP分子栄養学認定資格を保有する男性施術者が、お一人おひとりに丁寧にご対応させていただいております。

足立区入谷・西新井・大師前・北千住・竹ノ塚・舎人・舎人公園・江北・日暮里・草加エリアの30代・40代・50代の女性を中心に、美容鍼・小顔ケア・肩こり・頭痛・食いしばり・自律神経のお悩み・睡眠のご相談を承っております。

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