「忙しすぎて食べる時間も惜しい」腰の重さと目の疲れ
その方は、お仕事に本当に全力で向き合っていらっしゃる方でした。
この回でいらした時、腰の重さがお悩みでした。
「姿勢が悪いまま、忙しくてずっと動いていて、その後固まってしまった」と。
腰の辛さは、いちばん辛い時を10とすると「5くらい」。
それだけでなく、目の疲れも強く出ていました。
「目が疲れすぎて、ピントが合わない」「クマがひどい」。
お聞きすると、睡眠も不規則。
「疲れて帰ってきて、朝はパンを口に放り込むくらい」とのことでした。
「頑張っている体」が出す、エネルギー不足のサイン
お身体を拝見すると、全体的に「頑張りすぎた体」のサインが出ていました。
呼吸が浅く、腰や背中の筋肉が固まっている。目の周りのクマやくすみ。これらは、ただの疲れではなく、「エネルギーがうまく回っていない」状態のサインであることがあります。
当院では、こうした状態を、鍼灸の視点(めぐり)だけでなく、分子栄養学の視点(栄養)からも見立てます。院長は、鍼灸の国家資格に加えて、分子栄養学の認定資格(認定ONP)を持っているためです。
足のむくみの背景にある「タンパク質(アルブミン)不足」
この方は、足のむくみも気にされていました。
足のむくみの背景には、「タンパク質不足」が隠れていることがあります。血液の中にあるアルブミンというタンパク質には、血管の中に水分を保つ働きがあります。これが不足すると、水分が血管の外に漏れやすくなり、むくみが出やすくなるという見方です。
「忙しくて、食事がおろそかになっている」
これは、むくみだけでなく、目の疲れやコリ、エネルギー不足にもつながっている可能性がありました。
忙しい朝でもできる!タンパク質とマグネシウムを補う栄養の土台
そこで、お身体を整える施術と並行して、栄養面のお話をしました。
お伝えしたのは、難しいことではありません。
「タンパク質とマグネシウムを意識する」こと。
タンパク質は、むくみやコリ、エネルギーの土台になります。マグネシウムは、血糖値の安定に関わり、不足すると朝のだるさやぼんやり感につながることがあります。
具体的には、「わかめと豆腐の味噌汁」のような、手軽に摂れるものから。豆腐にはマグネシウムが含まれ、わかめと合わせれば、忙しい朝でも続けやすい一品になります。
「完璧にやろう」とすると続きません。
だからこそ、「これならできる」というところから、一緒に始めました。
鍼灸施術後の変化
施術後、その方はこうおっしゃいました。
「軽いです」
腰の重さは、来院時の「5」から「2くらい」に。目も「つるんとなる」「動いた」と、変化を感じていただけました。
もちろん、根本的な変化には、施術だけでなく、栄養や生活の土台を整えることが欠かせません。けれど、「軽くなった」という体感は、これから続けていく上での、大切な一歩になります。
次回へ
第2部では、この方の別の回——「食べる時間も惜しい」働き方と、むくみ・頭痛の背景にある栄養の土台に、さらに踏み込んだ様子をお伝えします。
疲労やむくみに関する「よくあるご質問」
Q. 鍼灸院なのに、栄養の相談もできるのですか?
A. はい。当院の院長は、鍼灸の国家資格に加えて分子栄養学の認定資格(認定ONP)を持っています。施術と合わせて、一般的な栄養面のアドバイスをお伝えしています。なお、診断・治療・検査は医療機関の領域です。
Q. むくみは、栄養で変わりますか?
A. むくみには、タンパク質の不足、塩分・水分のバランス、心臓・腎臓・肝臓の状態など、さまざまな原因があります。栄養はその一つの視点です。むくみが続く場合は、医療機関での確認をおすすめします。
Q. 忙しくて、食事を整える時間がありません。
A. 完璧を目指す必要はありません。「わかめと豆腐の味噌汁」のような、手軽な一品から始めるだけでも違います。
当院について
慧仁治療院は、東京都足立区入谷にある鍼灸・整体院です。
施術歴20年、延べ10万1千人以上のご相談実績をもとに、認定美容鍼灸師上級マスター・YNSA正規許可施術者・ONP分子栄養学認定資格を保有する男性施術者が、お一人おひとりに丁寧にご対応させていただいております。
足立区入谷・西新井・大師前・北千住・竹ノ塚・舎人・舎人公園・江北・日暮里・草加エリアの30代・40代・50代の女性を中心に、美容鍼・小顔ケア・肩こり・頭痛・食いしばり・自律神経のお悩み・睡眠のご相談を承っております。

