健康診断や血液検査で「特に異常はありません」と言われた。それなのに、疲れが抜けない、気分が晴れない。そんな経験はありませんか。

東京都足立区入谷の慧仁治療院では、こうしたお悩みに対して「分子栄養学」という考え方の視点をお伝えしています。全10回のシリーズで、栄養と体の関係をやさしく整理していきます。

「異常なし」なのに不調が続くのは、なぜ起こるのでしょう?

まず前提として、検査で「異常なし」という結果は、とても大切な情報です。大きな病気が隠れていないことを確認できるのですから、まずは安心してよい材料です。

そのうえで、こんな見方もあります。

一般的な検査の基準値は、「病気かどうか」を見分けるためにつくられた幅です。ですから、その幅の中に入っていても、「その人がいちばん元気に過ごせる状態か(ベストな状態か)」までは、必ずしも分からないことがあります。

分子栄養学は、この「病気ではないけれど、ベスト(最適)とは言い切れないかもしれない」という領域に目を向ける考え方です。体を細かい単位まで見ていき、栄養が足りているか、うまく使えているかを考える。そんな視点だとご理解ください。

分子栄養学とは、どういう考え方ですか?

私たちの体は、たくさんの小さな単位(細胞)が集まってできています。臓器も、筋肉も、肌も、その小さな単位の集まりです。

ということは、その一つひとつが元気でいられる状態を整えることが、体全体の元気につながるのではないか。分子栄養学は、そうした発想に立っています。そして、その一つひとつを支えている材料が「栄養(たんぱく質、鉄、ビタミン、ミネラル)など」です。

こうした材料が足りているか、あるいは足りていても使いこなせているか。そこを考えていくのが、この分野の視点です。

大切なのは、これは「病気を見つける」ためのものではない、という点です。あくまで、日々の食事や生活を見直すためのヒントとして役立てる考え方だと捉えていただければと思います。

「足りているつもり」でも栄養が不足する3つの理由

ここが、このシリーズを通してお伝えしたい大切なポイントです。栄養は、「食べた量」だけで決まるわけではありません。少なくとも、次の3つの段階があると考えられます。

  • ① 摂れているか:忙しさで食事が偏る、糖質にかたよる、といったことは誰にでも起こります。
  • ② 消化・吸収できているか:食べたものは、分解されて初めて体で使える形になります。胃腸の調子が整っていないと、せっかく食べても十分に活かしきれないことがあります。
  • ③ 消耗していないか:ストレスや緊張が続く場面では、体はいつも以上に栄養を使うと言われます。

つまり、「ちゃんと食べているのに、なぜか元気が出ない」という感覚には、こうした背景があるのかもしれません。食べ方だけでなく、受け取る側の状態まで含めて考える。これがこのシリーズの通奏低音になります。

このシリーズで、これからお話ししていくこと

第2回以降は、不足しがちと言われる栄養を一つずつ取り上げていきます。

鉄、たんぱく質、ビタミンB群、ビタミンD、亜鉛、ビタミンCなど、そして栄養を受け取る土台としての腸内環境。それぞれについて、「もし足りていないとしたら、どんなことが考えられるか」を、日常の感覚に引きつけて整理していきます。

なお、このシリーズでは具体的な数値や基準は扱いません。数値の読み取りや判断は医療の領域であり、また、同じ数字でも、その方の体調や背景によって意味合いが変わると考えられるためです。あくまで「考え方の地図」として読んでいただければ幸いです。

鍼灸×分子栄養学アプローチ

当院は、はり師・きゅう師の国家資格を持ち、分子栄養学(認定ONP)の視点も学んだ施術者が、鍼灸・整体に加えて、栄養や生活習慣のお話もあわせてお伝えしています。

お体のこわばりを整えながら、日々の食事の工夫も一緒に考えていく。外側と内側の両面から、無理のない形でご一緒できればと考えています。すぐに大きく変わるものではありません。ですが、「なんとなく不調」の背景に思い当たることが一つ見つかるだけでも、次の一歩が見えてくることがあります。まずはそこから、少しずつ。

分子栄養学と検査に関する「よくあるご質問」

Q. 血液検査をしてもらえますか?
A. いいえ。当院で検査を行うことはできません。検査は医療機関でお受けください。

Q. 検査結果を見て、判断してもらえますか?
A. 数値の医学的な判断はいたしかねます。医師にご相談ください。当院では、一般的な食生活の考え方についてお話しすることはできます。

Q. サプリメントを飲めばいいのでしょうか?
A. まずは食事から、が基本の考え方です。特定の製品の効果をお約束することはできません。持病・服薬がある方は、必ず医師にご相談ください。

Q. 次回はどんな内容ですか?
A. 第2回は「鉄」を取り上げます。疲れやすさ・気分の波との関係で考えられることを整理します。


※本記事は一般的な健康情報・食生活の情報提供を目的としたものです。特定の疾患の診断・治療を目的とするものではなく、効果や結果を保証するものでもありません。当院は診断・治療および血液検査を行いません。検査や数値の判断、治療の要否は医療機関にご相談ください。持病・服薬がある方、体調にご不安のある方は必ず医師にご相談ください。感じ方や変化には個人差があります。

当院について

慧仁治療院は、東京都足立区入谷にある鍼灸・整体院です。

施術歴20年、延べ10万1千人以上のご相談実績をもとに、認定美容鍼灸師上級マスター・YNSA正規許可施術者・ONP分子栄養学認定資格を保有する男性施術者が、お一人おひとりに丁寧にご対応させていただいております。

足立区入谷・西新井・大師前・北千住・竹ノ塚・舎人・舎人公園・江北・日暮里・草加エリアの30代・40代・50代の女性を中心に、美容鍼・小顔ケア・肩こり・頭痛・食いしばり・自律神経のお悩み・睡眠のご相談を承っております。

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