考えてみてください。
明日、あなたが急に一日休むとします。連絡だけ入れて、出社しない。何が起きますか。
確認を待つ仕事がある。判断する人が変わる。誰かが予定を組み直す。あとで自分が確認することが増える。
そこまで考えたところで、「だから、休みにくい」と思う方がいます。
第1部では、「なぜ伝わらないのか」と考え続ける消耗。
第2部では、「もう言わない」と決めたあとにも残る緊張。
第3部では、それでも仕事を続ける人が、自分の使った分をどう戻すのかを考えます。
自分の時間だけ、最後になっていませんか?
朝、家を出る前に洗濯機を回す。仕事中は人の予定まで確認する。帰宅したら夕食、片づけ、家族との会話、LINEへの返信、明日の準備。
ようやく座ったころには、もう寝る時間。そして、「今日は自分のこと、何かしたかな」と思う。
仕事だけが忙しいわけではありません。一日の中には、名前のつかない小さな用事がたくさんあります。だから、「時間ができたら休もう」と思っていても、その時間はなかなか来ません。
Q. これは「頑張りすぎだから休みましょう」という話ですか?
そうではありません。
もっと手を抜いてください。人に任せてください。そう言われても、現実には難しいことがあります。見過ごした結果、あとで自分に戻ってくる。だから先に確認する。少なくとも、その日の仕事を滞らせないためには、合理的な判断なのでしょう。
ただ、一つだけ抜けている工程があります。それが、「使った分を戻すこと」です。
「使った分を戻す」という考え方
仕事では、使ったものをそのままにはしません。
経費は精算する。在庫は補充する。機械は点検する。データはバックアップする。
ところが、自分自身は、疲れていても次の日へ進む。眠りが浅くても仕事へ行く。首肩が張っていても予定を優先する。休日にも家事や用事を詰め込む。そして、本当につらくなってから考える。そうなっている方は少なくありません。
だから、自分自身にも「戻す予定」を入れておく。という考え方があります。
Q. 具体的にはどうすればよいでしょうか?
「時間ができたら」ではなく、先に予定へ入れる。これが一つの方法です。
美容院の予約なら入れられる。人との約束なら守れる。家族の予定なら空けておける。でも、自分が休むだけの時間は、「空いたら」にしてしまう。すると、そこには必ず別の予定が入ります。
- 運動する日
- 何もしない時間
- 一人でお茶を飲む時間
- 好きな本を読む時間
- 身体を確認する時間
何でも構いません。自分の回復にも、予定を入れる。それだけです。
Q. 自分のためだけに時間を使うのが苦手です
家族のためなら動ける。仕事なら時間を作れる。でも、自分だけのためとなると「今日はいいかな」と後回しにする。そういう方は珍しくありません。そこで、「もっと自分を大切にしましょう」と思わなくても構いません。別の見方があります。
自分の状態が悪い日は、仕事のあとに何もしたくなくなる。判断に時間がかかる。いつもなら気にならないことにも疲れる。家に帰ってからも余裕がなくなる。
つまり、自分の状態を保つことは、仕事や生活全体の土台でもあります。
その意味では、「自分のメンテナンスは、職務の一部」と考えてもよいのではないでしょうか。
体調だけでなく、「日付」でも決める
「つらくなったら休む」でも構いません。ただ、忙しい方ほど「まだ大丈夫」が長く続きます。
今日は動ける。今週だけ乗り切れば。今月が終われば。そうしているうちに、数か月経つ。
だから、体調だけで決めない。日付でも決める。
運動。休日。美容院。歯科検診。健康診断。身体のメンテナンス。予定に入っているものは、実行しやすくなります。
当院に定期的にいらっしゃる方の中には、「身体が悪いから来る」だけではなく、「この時間だけは先に取っている」という方もいます。施術中は仕事をしない。返信もしない。身体の状態を確認する。少しだけ、自分のための時間にする。
もちろん、施術だけが回復の方法ではありません。運動、睡眠、入浴、趣味、旅行、友人との時間。自分に合うものがあれば、それでよいと思います。鍼灸や整体も、その選択肢の一つです。
慧仁治療院(足立区入谷)で確認すること
| 確認ポイント | 具体的な内容 |
|---|---|
| 1. 身体に残っている緊張 | あご、こめかみ、首肩、呼吸、身体の動き。自分では気づいていない部分も確認します。 |
| 2. 休息が取れているか | 寝つき、夜中の目覚め、朝の疲れ、休日の過ごし方。「寝る時間」だけではなく、本当に仕事から離れられている時間があるかも伺います。 |
| 3. 食事・生活の土台 | 食事量、食事間隔、運動、睡眠。必要に応じて分子栄養学の視点からも確認し、一つの原因に決めつけず状態を整理します。 |
「自分が休むと影響が出る」と感じている方へ
そのくらい、多くの役割を担っているのだと思います。だから、「もっと休んでください」だけでは現実的ではありません。
仕事を続ける。家族との時間も大切にする。自分の役割も果たす。
その中に、自分が使った分を戻す時間まで入れておく。それが、この第3部でお伝えしたかったことです。
自分のメンテナンスは、職務の一部。そんな考え方があってもよいと思います。一人で抱え込まず、まずは一度ご自身の身体を労わる予定を作ってみませんか?
当院について
慧仁治療院は、東京都足立区入谷にある鍼灸・整体院です。
施術歴20年、延べ10万1千人以上のご相談実績をもとに、認定美容鍼灸師上級マスター・YNSA正規許可施術者・ONP分子栄養学認定資格を保有する男性施術者が、お一人おひとりに丁寧にご対応させていただいております。
足立区入谷・西新井・大師前・北千住・竹ノ塚・舎人・舎人公園・江北・日暮里・草加エリアの30代・40代・50代の女性を中心に、美容鍼・小顔ケア・肩こり・頭痛・食いしばり・自律神経のお悩み・睡眠のご相談を承っております。

