GW中なのに、なんだか体がしんどい 連休のさなかに出てくる『3つの身体反応』と、今日からできる応急養生

「楽しい連休のはずなのに、3日目あたりから疲れが出てきた」 「久しぶりの帰省で、家族との時間は嬉しいけれど身体がついていかない」 「外食やお酒が続いて、お腹が重い」 「子どもとずっと一緒で、自分の時間がなくて休めない」

ゴールデンウィークの真っ最中、こうしたお声を当院でいただくことが本当に多いです。

連休は「リフレッシュする時期」と思われがちですが、実際にはお身体に普段とは違う負荷がかかっている時期でもあります。生活リズムが変わり、食事内容が変わり、人と会う頻度が変わる──普段の枠組みから外れることそのものが、お身体には大きな変化です。

今回は、ゴールデンウィークのさなかに出やすい『3つの身体反応』と、自宅で今日からできる応急養生について、東洋医学と分子栄養学の両方の視点からお伝えします。

※あくまで一般的な養生の視点としてのご紹介で、特定の効果効能を保証するものではありません。気になる症状がある場合は、まず医療機関での診察をご検討ください。


GW中に出やすい『3つの身体反応』

連休のさなかに当院でよくお聞きするお身体のサインは、大きく3つに分かれます。

反応1:食べ過ぎ・飲み過ぎによる『胃腸の疲れ』

帰省での食事会、外食、バーベキュー、お酒、お菓子。普段より食事の機会が増え、内容も濃くなる時期です。

「お腹が張って苦しい」「胃のあたりが重くて食欲が落ちた」「翌朝、お腹の調子が悪い」というお声をよくいただきます。

東洋医学では、お腹の働きが落ちると、お身体全体の巡りが滞りやすくなる、と考えられています。連休3日目あたりから疲労感が増してくる方が多いのは、この胃腸の疲れが背景にある可能性があります。

反応2:生活リズムの乱れによる『睡眠の質の低下』

普段の就寝時間より遅くなる、朝の起床時間が変動する、お酒を飲んで眠る、テレビや動画を遅くまで見る──連休中は、こうした要素が重なります。

「ベッドに入っても寝つけない」「夜中に2〜3時に目が覚める」「朝起きても疲れが取れていない」というお声が増える時期でもあります。

分子栄養学の一般的な知見では、深い眠りに関わるメラトニンというホルモンは、タンパク質(トリプトファン)からビタミンB6・ナイアシンといった栄養素の力を借りて変換されてできるものです。連休中の食事が炭水化物・お酒・甘いものに偏ると、このメラトニンの材料が相対的に不足しやすくなる、と言われています。

反応3:人疲れ・気疲れによる『緊張の蓄積』

家族・親戚・友人との集まりは、楽しい一方でお身体には気疲れとして蓄積していきます。普段は会わない方との会話、慣れない環境、長時間の運転、お子さんへの対応──気が抜けない時間が連続することで、無意識のうちに肩・首・顎に力が入っている状態が続きます。

「肩こりが急に強くなった」「頭痛が出てきた」「歯を食いしばっている自覚がある」というお声を、連休の中盤以降からよくいただきます。


連休3日目以降に注意したい『身体のサイン』

連休が始まって2〜3日経った頃から、以下のようなサインが出てきたら、お身体が疲れを訴えている可能性があります。

お腹周りのサイン ・お腹が張って苦しい ・胃のあたりが重い ・お通じが乱れる(便秘または下痢) ・食欲が極端に落ちるか、逆に止まらなくなる

頭部・首肩周りのサイン ・こめかみあたりの頭痛 ・肩がガチガチに固まる感覚 ・歯を食いしばっている自覚 ・後頭部が重い

メンタル面のサイン ・楽しめているはずなのに、なぜか焦燥感がある ・連休が終わるのが急に怖くなる ・些細なことでイライラする ・夜になると気分が沈む

お肌のサイン ・吹き出物が増える ・肌が乾燥する、または脂っぽくなる ・蕁麻疹のような赤みやかゆみが出る

これらは、お身体が**「ちょっとペースを落として」**と教えてくれているサインの可能性があります。


今日からできる『3つの応急養生』

GW中に不調を感じ始めたら、すぐに取り入れられる養生があります。

応急養生1:お腹を休める『プチリセット食』

胃腸が疲れているサインがある日は、**1食だけ「軽くする」**ことをおすすめしています。

例えば、お味噌汁とおにぎり1個、または雑炊だけ、お粥と梅干しだけ、というシンプルな食事に1食切り替える。これだけで胃腸の負担がぐっと減って、翌日の体調が変わってくる、というお声をいただくことが多いです(個人差があります)。

完全に絶食する必要はありません。一食軽くするだけで十分です。

応急養生2:お酒を飲んだ翌朝の『水分リセット』

お酒は利尿作用があり、お身体は気づかないうちに脱水状態になっていることが多い、と分子栄養学では言われています。

お酒を飲んだ翌朝は、白湯または常温の水を、飲んだ量の倍量を意識して取ることをお話ししています。一気に飲むのではなく、コップ1杯を1時間おきに、というペースが楽です。

加えて、朝食にゆで卵やお味噌汁を加えると、不足しがちな水溶性ビタミンとタンパク質が補給できます。

応急養生3:5分の『お腹温熱』で副交感神経をサポート

連休中で時間がない時でも、5分だけお腹を温める時間を作ってみてください。

腹巻、薄手のタオルケットをお腹だけにかける、湯たんぽを軽くお腹に乗せる、温めたペットボトル(40度程度)をお腹に置く──どれでも構いません。

東洋医学では、お腹のあたたかさが副交感神経の働きをサポートすると考えられています。寝る前にこの5分を取り入れていただくと、その晩の眠りの深さが変わってくる、と言われています(個人差があります)。


連休後半〜終盤の方への『戻し方』ヒント

連休も後半に入ってきたら、明けてからのリズムを少しずつ戻していく準備を始めると、身体への負担が減らせます。

就寝時間を1時間ずつ前倒し 連休中遅くなった就寝時間を、明ける2〜3日前から少しずつ前倒ししていきます。一気に普段の時間に戻そうとせず、毎日30分〜1時間ずつ早めるのがコツです。

朝の光を浴びる 連休中もできるだけ、朝起きたらカーテンを開けて朝の光を浴びる。これだけで体内時計のリセットに繋がる、と一般的に言われています。

最終日は『胃腸を整える日』にする 連休最終日は、外食や飲み会を避けて、ご自宅であっさりした食事を取る日にすることをおすすめしています。連休明けの初日が楽になります。

当院について

慧仁治療院は、東京都足立区入谷にある鍼灸・整体院です。

施術歴17年、延べ10万1千人以上のご相談実績をもとに、認定美容鍼灸師上級マスター・YNSA正規許可施術者・ONP分子栄養学認定資格を保有する男性施術者が、お一人おひとりに丁寧にご対応させていただいております。

足立区入谷・西新井・大師前・北千住・竹ノ塚・舎人・舎人公園・江北・日暮里・草加エリアの30代・40代・50代の女性を中心に、美容鍼・小顔ケア・肩こり・頭痛・食いしばり・自律神経のお悩み・睡眠のご相談を承っております。

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